|
小豆
【名詞】 1. red beans ===========================
アズキ(小豆、荅、)は、ササゲ属に属する一年草。 原産地は東アジア。過去にリョクトウ () の変種やインゲンマメ属 () の一種と分類されたことがあり、インド原産と誤解されているが、祖先野生種のヤブツルアズキ( (Willd.) var. ) は日本からヒマラヤの照葉樹林帯に分布し、栽培種のアズキは極東のヤブツルアズキと同じ遺伝的特徴をもつため、東アジア原産とすべきである〔『新編 食用作物』星川清親、養賢堂、昭和60年5月10日、訂正第5版、p. 460〕。日本では古くから親しまれ、縄文遺跡から発掘されているほか、古事記にもその記述がある。 == 歴史 == アズキは中国が原産と考えられているが、前述のようにアズキの祖先と考えられる野生種が日本でも見つかっていることから、東部アジアの各地で独自に栽培が始まった可能性がある〔豆類協会 「豆の通ってきた道」 〕。日本ではアズキは滋賀県の粟津湖底遺跡(紀元前4000年頃)〔滋賀県湖北農業農村振興事務所 「滋賀県長浜市における小豆の生産振興について」 〕や登呂遺跡(弥生時代、紀元1世紀頃)などから出土しており、古代より各地で栽培されていたと考えられる。 ダイズという名前は大陸の漢字の「大豆」由来と考えられる一方で、アズキには「小豆」と漢字が当てられるが、その読みはショウズであり、アズキは大和言葉(和名)であると考えられる。「アズキ」の名称の由来については、以下の各説がある〔橋本食糧工業 「あずきのいろいろストーリー」 〕〔東海農政局 「あずき」 〕。 * アは赤を意味し、ツキ・ズキが溶けることを意味し、他の豆より調理時間が短いことを意味していた。 * 地方用語でアズ・アヅとは崩れやすいという意味であり、そこから煮崩れしやすいアズキと名付けられた。 * 赤粒木(あかつぶき)からアズキとなった * 平安時代の「本草和名(ホンゾウワミョウ)」には阿加阿都岐(アカアツキ)と記述されており、後にアズキとなった。 何れにしても文字(漢字)が充てられる前に、すでに和名があった可能性もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アズキ」の詳細全文を読む
=========================== 「 アズキ 」を含む部分一致用語の検索リンク( 4 件 ) 小豆 小豆粥 小豆色 小豆鱒 スポンサード リンク
|