翻訳と辞書
Words near each other
・ アセスメント
・ アセスルファムK
・ アセスルファムカリウム
・ アセタゾラミド
・ アセタゾールアマイド
・ アセタゾールアミド
・ アセタミド
・ アセタミプリド
・ アセタルクラスプ
・ アセタール
アセタール化
・ アセタール樹脂
・ アセチビブリオ属
・ アセチラーゼ
・ アセチリド
・ アセチル
・ アセチル-CoA
・ アセチル-L-カルニチン
・ アセチルCoA
・ アセチルCoA-C-アセチルトランスフェラーゼ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アセタール化 : ミニ英和和英辞書
アセタール化[か]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [か]
 (suf) action of making something

アセタール化 ( リダイレクト:アセタール ) : ウィキペディア日本語版
アセタール[か]

アセタール (acetal) は有機化合物のうち、R3−C(OR1)(OR2)−R4 で表されるエーテルの呼称で、アルデヒドもしくはケトンに酸触媒下でアルコールを縮合させると得られる。
かつてはアルデヒドから得られるものをアセタール、ケトンから得られるものをケタールと呼んで区別していたが、現在はいずれもアセタールと呼ばれている。
アルデヒド、ケトンのアセタール化反応は二段階の可逆反応であり、反応中間体としてヘミアセタール (R1−C(OR')(OH)−R2) が生成する。これは通常は不安定なので直ちに別のアルコールと反応しアセタールとなるか、脱アルコールして元のアルデヒド、ケトンに戻る。しかし強い電子求引性基を持つアルデヒドやケトンをアルコール溶媒に溶解した場合には、ヘミアセタールが安定に生成することがある。
アセタールはアルデヒドやケトンのような求電子性をあまり示さず、またアルコールのような求核性も示さない。そして温和な酸性条件で元のアルデヒドやケトン、ジオールへと戻すことができる。そのため、アルデヒド、ケトン、1,2- または 1,3-ジオールの保護基としてしばしば使用される。特に、ジオールとアセトンが縮合してできる環状アセタールのことを アセトニド (acetonide) と呼ぶ。
「アセタール」はアセトアルデヒドジエチルアセタール ((CH3CH2O)2CHCH3) の慣用名でもある。
アセタール構造を持つ重合体として、ポリアセタール(アセタール樹脂)がある。
== 関連項目 ==

* ヘミアセタール



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アセタール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acetal 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.