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アセテート盤 : ミニ英和和英辞書
アセテート盤[あせてーとばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ばん, さら]
  1. (n,n-suf) record 2. tray 3. shallow bowl 

アセテート盤 : ウィキペディア日本語版
アセテート盤[あせてーとばん]
アセテート盤(Acetate disc)は、録音において、レコードの生産の前段階に使用された参照用のオーディオディスクである。
アセテート盤は、録音された音が最終的にどのようにレコードに移されるかを決定する際に重要である。例えば低音のボリュームを変更するなどして、マスターディスク(金型)を作るひとつ手前の段階で参照するために作られる。
また、安価で素早く、高音質で制作できるため、プロモーション用の盤として宣伝目的のためにも利用された。アセテート盤は、後に全盛となる塩化ビニール製のレコードよりも強度が弱く、湿度や経年変化により表面剥離などが起きやすい。
アセテート盤は現在でも、DJやプロデューサー、コレクターのためにダブ・プレートとして制作されている。
実際には、アセテート盤はニトロセルロースでコーティングされたアルミニウム盤であり、多くはアセテートを含んでいない。
戦前における日本では唯一の音声記録媒体であり、玉音放送をはじめとする有事の放送音源などもアセテート盤で残されていた。ビニール盤が登場するのは敗戦後暫く経つ1950年代の話である。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アセテート盤」の詳細全文を読む




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