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アセトアミド (acetamide) とは有機化合物の一種で、酢酸とアンモニアが脱水縮合した構造を持つアミドである。分子式は C2H5NO、示性式は CH3CONH2 である。 == 性質 == 無色で六角形の結晶。分子量 59.07、融点 82 、沸点 221 。20 で水に 97 %、エタノールには 31 % 溶ける。クロロホルムやグリセリンにも溶けるが、エーテルにはほとんど溶けない。 酢酸アンモニウムと無水酢酸を加熱すると得られる。また、酢酸アンモニウムの熱分解でも合成できる〔Coleman, G. H.; Alvarado, A. M. ''Org. Synth.'', Coll. Vol. 1, p. 3 (1941); Vol. 3, p.3 (1923). オンライン版 〕。 加水分解すると酢酸とアンモニアに、脱水するとアセトニトリルになる。 LiAlH4などによって還元され、エチルアミンとなる。 溶融アセトアミドは、さまざまな有機、無機化合物を良く溶かす溶媒として用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アセトアミド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acetamide 」があります。 スポンサード リンク
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