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ASTE望遠鏡(アステぼうえんきょう)は日本の国立天文台が南米の標高4800mの高地に設置し運用を行う電波望遠鏡である。 チリ北部アントファガスタ州のアタカマ砂漠に位置する。ASTEという名称はアタカマサブミリ波望遠鏡実験(アタカマサブミリはぼうえんきょうじっけん、英: )の略。最後に実験が付くのは、後述のようにテスト機としての役割を担っているためである。 ASTEは、技術領域における「実験」という意味と研究補助「実験」の意味を重ねたものである。そのため、鏡面精度は、20μmという高い精度や実験運用段階にあるボロメータ受信機などを搭載している。また、「実験」プラットホームという意味がある。 == 設置までの経緯 == アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)プレプログラムとして建設が行われた。 アメリカ国立電波天文台の超大型干渉電波望遠鏡群サイトに設置してテストを行った口径12mのALMAプロトタイプアンテナとは仕様が異なる。 本望遠鏡は国立天文台チリ観測所が設置及び運用管理を行っている。 本施設による観測の目的は、サブミリ波帯での電波観測である。 高所に位置するため、少人数での観測が可能なように出来る限り自動化されている。人工衛星を活用した専用線通信によって、国立天文台三鷹及び野辺山より観測が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ASTE望遠鏡」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Atacama Submillimeter Telescope Experiment 」があります。 スポンサード リンク
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