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アダマール正則化 : ミニ英和和英辞書
アダマール正則化[あだまーるせいそくか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 
正則 : [せいそく]
  1. (adj-na,n,adj-no) correct 2. proper 3. formal 4. regular 5. systematic 6. normal 
正則化 : [せいそくか]
 【名詞】 1. regularisation (physics) 2. regularization
: [か]
 (suf) action of making something

アダマール正則化 : ウィキペディア日本語版
アダマール正則化[あだまーるせいそくか]
アダマール正則化(アダマールせいそくか、)あるいはアダマールの有限部分(アダマールのゆうげんぶぶん、)は、発散積分の発散項を取り除き有限部分を残すことで積分をするという、正則化の手法である。この方法は によって導入された。 はこの手法を、収束積分の有理型接続をとることとして解釈できることを示した。
次のコーシーの主値が存在するなら、
: \mathcal\int_a^b \frac \, dt \quad (\hbox~~ a
その に関する微分から、以下のアダマールの有限部分積分が得られる。
: \frac \left(\mathcal\int_^ \frac \,dt\right) = \mathcal\int_a^b \frac\, dt \quad (\hbox~~ a
ここで \mathcal はコーシーの主値、\mathcal はアダマールの有限部分をそれぞれ表す。
また、上記の のアダマールの有限部分積分は次のようにも定義できる。
: \mathcal\int_a^b \frac\, dt = \lim_ \left\,
: \mathcal\int_a^b \frac\, dt = \lim_ \left\.
これらの定義は、 として関数 が で無限階微分可能であると見なすこと、すなわち関数 が の周りでテイラー展開可能であると見なすことから導かれる〔詳細は を参照。ただし では 2 番目の定義式に誤植があり、右辺第 3 項が抜け落ちていることには注意。これは誤植訂正表にて訂正されている。〕。
アダマールの有限部分積分(と未知関数 )を含む積分方程式は、超特異積分方程式 と呼ばれる。超特異積分方程式は破壊解析のような力学の問題を定式化する上でしばしば現れる。
==脚注==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アダマール正則化」の詳細全文を読む




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