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アダム石 : ミニ英和和英辞書
アダム石[こく, いし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

アダム石 ( リダイレクト:アダマイト ) : ウィキペディア日本語版
アダマイト[こく, いし]

アダマイト(adamite、アダム石アダム鉱水砒亜鉛鉱)は砒酸塩鉱物の一種で、組成はZn2(AsO4)(OH)。名前はフランス鉱物学ジルベール・アダムに由来する。
斜方晶系に属する。色は主に黄色、緑色(を含むため)で、稀に紫色や無色のものを産する。条痕色は白または薄い緑。比重4.4、硬度3.5。ルミネセンスの性質を有する。クリーム色のものはレモンイエロー色に発光する。しかしそれに熱を加えると発光しなくなってしまう。微量なコバルトを含むピンク色や紫色のもの、銅を含む青色や緑色のものはそれらの元素が発光を妨げるため、蛍光を示さない。
多くは孔雀石方解石とともに生成される。メキシコギリシャフランスが産地として有名。最初に発見されたのはチリである。日本では宮崎県土呂久鉱山見立鉱山などで僅かに採れた。また、メキシコではドゥランゴ州オハエラ鉱山で各種のアダム鉱がとれる。アメリカではネバダ州カリフォルニア州で採れる。
アダマイトの亜鉛が銅に置き換わるとオリーブ銅鉱(Cu2(AsO4)(OH))となる。また、アダマイトのヒ酸リン酸に置き換わるとターブット石(Zn2(PO4)(OH))となる。
== 参考文献 ==

* 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
* 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。
*松原聰 『地球の鉱物 コレクション』 デアゴスティーニ、2008年

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アダマイト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Adamite 」があります。




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