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狎鴎亭
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狎鴎亭(アックジョン、アプクジョン)は大韓民国ソウル特別市、漢江南側の江南区(カンナムく)に位置する繁華街である。 繁華街としての歴史は比較的新しいが、南に隣接する清潭洞(チョンダムドン)とともに韓国でも最も高級なショッピングエリアとして知られ、プラダやグッチなど世界のブランド店が軒を連ねている。周囲の高級アパートの住民や芸能人などの利用も多い「セレブなショッピングエリア」とも紹介されている。 == 沿革 == かつては漢江の南は農村地帯であり、狎鴎亭という名も、朝鮮王朝初期に歴代国王の信任を受けた重臣・(ハン・ミョンフェ)が自分の号(狎鴎)をとって建てた亭(あずまや)に由来する。1960年代にソウル市に編入されたこの地域は、1970年代以降漢江の沿岸に「現代アパート」、「漢陽アパート」というおびただしい数の高層アパートが並ぶ巨大団地となった。これらのアパートは一戸平均30-40坪という広いものであり、中には一戸70-80坪のグレードの高い部屋もあったため、現代アパートは当時超高級住宅の代名詞となった。 こうしたアパート群には、大学入学でソウルに出て就職した中産階級など高学歴層・高収入層が入居し、その消費力を背景に1980年代半ばに現代百貨店、ギャラリア百貨店などの高級デパートが進出した。やがて1980年代後半から、高級アパートに住む富裕な子女やアメリカなどからの帰国子女の集まる繁華街がアパート近隣の街区に形成された。狎鴎亭はレストラン・カフェ・日本式居酒屋・カラオケボックスなどのほか、ブティック・美容室などが軒を連ね、日本や欧米の流行が最初に伝わるハイセンスな街として知られるようになり、明洞など既存の繁華街を圧倒するようになった。1990年代初めには、高級車でナンパをする「オレンジ族」が有名になるなど、次から次へと新しい流行が生まれる街・若者の遊びや情報の発信地となり現在に至っている。またアパートの住人たちを対象に各国のブランドが進出しショッピングエリアも形成されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狎鴎亭」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Apgujeong-dong 」があります。 スポンサード リンク
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