|
アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社は、大阪府大阪市中央区島之内に本社を置くベビーカーを中心とした育児用品製造販売をおこなう会社である。2008年4月1日、アップリカ葛西(アップリカかっさい)株式会社より全事業を譲渡された。 コンビとならぶベビー用品の日本2大メーカーである。 == 沿革 == * 1947年、前身会社であるアップリカ葛西創業(設立は1958年) * 1949年、ベビーカーの第1号作品を発表 * 1968年、世界に先駆けてファッション性を重視した育児用品や子供用乗り物を開発、イタリアのジョルダーニと育児用品で提携 * 1976年、医学と育児用品の関係を解明するための団体「アップリカ育児研究会」設立 * 1980年、超高齢化社会へ向けた取り組みとして「アップリカヒューマンライフ研究会・お年より研究会」(後のアップリカヒューマンウェルの母体)設立 * 1983年、ベビーカーで世界最高水準を誇る奈良工場増築完成 * 1987年、日本工業規格の「自動車用幼児拘束装置」製造工場の指定を受ける * 1988年、アメリカ合衆国・ヨーロッパ・オーストラリア・台湾の各国・地域に工場や現地法人を設立 * 1989年3月、本社ビル「アップリカマザーシップギャラリー」完成 * 1991年、老人介護などの機器を開発するアップリカヒューマンウェル社を設立、厚生省(現・厚生労働省)から在宅機器開発研究会委員の指定を受ける * 1992年、内藤寿七郎氏が「シュバイツァー人間愛賞」を受賞 * 1993年、関西の優秀な中堅企業に対する「パイオニア・オブ・ザ・イヤー」を受賞 * 1994年、葛西健蔵社長「黄綬褒章」受章 * 1995年、尚和株式会社設立、7月、住吉区の老人ホーム「アップリケアー」着工、12月、葛西社長、アルベール・シュバイツァー人間愛協会主催「生命への畏敬賞」受賞 * 1997年、内藤寿七郎国際育児賞を設立し、その第1回特別賞をマザー・テレサに贈る * 2002年、アップリカ乳児行動発達学研究所を開設 * 2003年、「赤ちゃんの脳と呼吸を守り生涯の幸せを追求する幸せ運動」と題した年間キャンペーンを展開 * 2007年、アップリカ葛西、長年にわたる不適切な決算処理を訂正、数十億円の特別損失を計上して債務超過に陥る * 2008年 * 2月、アメリカ大手日用品メーカーのニューウェル・ラバーメイド社がアップリカ葛西への経営支援を発表 * 4月、アップリカ葛西より全事業の譲渡を受ける * 7月、製造したベビーカーの不具合による事故が多発。経済産業省より行政指導を受ける * 2013年、空気を全く通さないベビーカーの座面を「通気性バツグン」と広告表示し、消費者庁より景品表示法違反(優良誤認)の措置命令を受ける 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|