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アデク : ウィキペディア日本語版
アデク

アデク ''Syzygium buxifolium'' Hook. et Arn. は、フトモモ科に属する樹木。小さなつやのある葉を対生させる。
== 特徴 ==
常緑性の小高木で、樹高は10-15m、径30cmに達する〔以下、記載は主として佐竹他(1999)p.97〕。全株無毛。樹皮は赤褐色で鱗片状に剥げる〔初島(1975),p.436〕。小枝は細く、その断面は四角になっている。葉は対生で、2-5mmの葉柄があって長さ1-3cm、幅1-2cm。葉身は楕円形から長楕円形、時に倒卵状楕円形で革質、先端は鈍く尖るか丸く、基部はくさび状に細まる。主脈は表面ではくぼみ、裏面では突出する〔初島(1975),p.436〕。側脈は羽状に多数あるが、あまりはっきり見えない。
花期は5-7月。花序は茎の先端か葉腋から出る円錐状の散房花序で、長さ2-4cmで少数の花を付ける。花は白で、径3mm。は倒円錐形で長さ3mm、花弁は4枚あるがすぐに脱落する。雄蘂は多数あって長さ3-4mm。液果は球形で、紫褐色に熟して径は約7mm。
和名は沖縄方言に由来するようで、沖永良部島から八重山列島にかけての各地でアヂカ、アヂク、アディク、アデク、アドウクなど類似の方言名が知られている〔天野(1982),p.127〕。材が硬いことからナタオレの地方名も知られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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