|
adenosine monophosphate =========================== ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
アデニル酸(アデニルさん、adenylic acid)は別称をアデノシン一リン酸(Adenosine monophosphate)ともいう有機化合物で、RNA中に見られるヌクレオチドの一種である。AMPと略される。AMPは核酸塩基のアデニン、五炭糖のリボース、1つのリン酸より構成されており、リン酸とアデノシン(ヌクレオシド)の間でリン酸エステルを形成している。リン酸部位の結合位置により 2'-体、3'-体、5'-体の構造異性体があるが、RNA中に部品として見られるのは 5'-アデニル酸 である。 == 生産と分解 == AMPは2つのADPから、アデニル酸キナーゼにより生成される。同時にATPも産出される。 : 2 ADP → ATP + AMP またADPの高エネルギーリン酸結合の加水分解により得られる。 : ADP → AMP + Pi またATPの加水分解により得られる。ピロリン酸が副生成物として得られる。 : ATP → AMP + PPi RNAが生体中で分解した場合、AMPを含むヌクレオシド一リン酸(NMP)が生成する。 下のようにAMPからATPを再生産することができる。 : AMP + ATP → 2 ADP (アデニル酸キナーゼによる逆反応) : 2 ADP + 2 Pi → 2 ATP (好気性細菌のATP合成酵素による酸化的リン酸化反応) AMPはミオアデニル酸デアミナーゼによりアンモニア基が脱離し、イノシン一リン酸へと変換される。 AMPは尿酸へと変換された形で体内から排出される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アデニル酸」の詳細全文を読む
=========================== 「 アデニル酸 」を含む部分一致用語の検索リンク( 8 件 ) "2′,5′-オリゴアデニル酸合成酵素" アデニル酸 アデニル酸キナーゼ アデニル酸シクラーゼ アデニル酸デアミナーゼ アミノアシルアデニル酸 デオキシアデニル酸 ポリアデニル酸 スポンサード リンク
|