翻訳と辞書 |
アドニス会[あどにすかい] アドニス会(アドニスかい、英:ADONIS SOCIETY)は、戦後間もなく日本で発足した会員制の男性同性愛サークルであり、別名「ギリシャ研究会」ともいわれた。1952年(昭和27年)9月10日には、日本初の会員制のゲイ雑誌「ADONIS」を創刊している。 ==概略== アドニス会には、作家・三島由紀夫、推理小説家・中井英夫、歌人・塚本邦雄ら文化人らが参加していた。会名は、ギリシア神話に登場する美と愛の女神アプロディーテーに愛された美少年アドーニスから取られた。 創会当時の発起人メンバーには、岩倉具栄、原比露志、伏見冲敬、上月竜之介らが名を連ねていた。1960年頃の会員数は300人ほどだった〔風俗奇譚「会員300人の男色クラブ」(1960年3月号)。〕。同会にはまたゲイ解放の志向はなかった〔『Badi』1997年4月号「伏見憲明のゲイ考古学 X氏の回想」によると、アドニス会の元会員の声として「アドニス会にはそういう(ゲイの解放という)志向はなかった」とある。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アドニス会」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|