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アドミラル・クズネツォフ( アドミラール・クズニツォーフ)は、ソビエト連邦が建造し、ソビエト連邦海軍が保有し、2015年現在ロシア連邦海軍が保有している重航空巡洋艦である。 11435型重航空巡洋艦の 1番艦。 正式な艦名はクズネツォフ・ソビエト連邦海軍元帥(アドミラール・フロータ・ソヴェーツコヴォ・ソユーザ・クズネツォーフ; アドミラール・フロータ・サヴィェーツカヴァ・サユーザ・クズニツォーフ)であるが、長いのでロシアでも他国でも一般に略称で呼ばれている。これは、1939年から1955年まで海軍総司令官を務めた(戦後の一時期、左遷されている) N・G・クズネツォフ・ソ連邦海軍元帥に敬意を表した艦名であり、ソ連海軍ではいろいろな艦船の名としてしばしば候補に上がっていた。 艦名はいくども変更されたことで知られ、大雑把な時期を示せば以下のようになる。設計時点では「ソビエト連邦」()、起工段階では「リガ」()、進水式では「レオニード・ブレジネフ」()、海上公試では「トビリシ」()であった。どの艦名も、主に政治的事情が理由で変更され、最終的に海軍元帥の名に落ち着いた。 この他計画期から建造中の時期の西側の出版物等では 「クレムリン」 という推定艦名と共にスキージャンプ式ではない蒸気カタパルト装備(後述)の平坦な飛行甲板を装備した完成予想図も見られる。 現在ロシア海軍が保有している唯一の航空母艦の位置付けにある艦であり、2015年現在、アメリカ以外の海軍では最大の航空母艦であり、また通常動力型の空母としては世界最大となっている。なお1936年に締結されたボスポラス海峡・ダーダネルス海峡の航空母艦通過禁止に関するモントルー条約に対しての政治的処置として、ソ連およびロシア海軍におけるこの艦の艦種分類は「航空母艦()」ではなく「重航空巡洋艦()」となっている。 == 建造に至るまで == 1143.5型として1982年9月1日(文書上は1983年2月22日)にニコラーエフ市黒海造船工場(第444造船工場)で起工。1985年12月5日進水。1989年より黒海で各種海上テストを開始。1990年12月25日就役。建造中から西側軍事関係者の注目を集め、当初は原子力空母だと予測されていたが、実際には通常動力艦として完成している。 設計を担当したのは、ソビエト連邦の一連の航空機搭載艦を手掛けたネフスキー設計局で、設計主任は同設計局局長V.F.アニケーエフ。アニケーエフは、本艦の完成を見る事無く1988年に死去している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アドミラル・クズネツォフ (空母)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Russian aircraft carrier Admiral Kuznetsov 」があります。 スポンサード リンク
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