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アナスチグマート(独:''Anastigmat'' )はレンズの収差補正状況を示す言葉の一つで、球面収差〔『天文アマチュアのための望遠鏡光学・反射編』pp.91-110「収差とその対策」。〕、コマ収差〔、像面湾曲〔、非点収差〔をすべて解消していることを言う。英語読みではアナスティグマット。現代写真レンズのほとんど全てはこれに属する〔。 最初に実現したのはロッスのシュレーダーが1888年に開発したコンセントリック〔『クラシックカメラ専科』p.189。〕で、次いで1888年にカール・ツァイスのパウル・ルドルフが開発したツァイス・アナスチグマート(後プロターに改名)〔『カール・ツァイス創業・分断・統合の歴史』p.103。〕、ゲルツのエミール・フォン・フーフが開発したゲルツ・ドッペルアナスチグマート(後ダゴールに改名)、フォクトレンダーのケンファーが1893年に開発したコリニア等が初期の製品として知られる。 == ドッペルアナスチグマート == 元々対称型のレンズが多く片側だけでも使用できたため片側だけでも使用されるようになり、後には2つ組み合わせた場合を「ドッペルアナスチグマート」「ダブルアナスチグマット」と呼ぶようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アナスチグマート」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anastigmat 」があります。 スポンサード リンク
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