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アニジマイナゴ
アニジマイナゴ(兄島蝗/兄島稲子)、学名:''Boninoxya anijimensis'' は、バッタ目(直翅目)バッタ科に分類される昆虫の一種。小笠原諸島の兄島のみから知られる同諸島の固有種で、2011年に新属新種として記載された。属名は Bonin (小笠原の英名)+''Oxya'' (イナゴ属の学名)、種小名 ''anijimensis'' は「兄島に産する-」の意。2011年現在、1属1種。 ==概要== 本種は、2011年までに小笠原諸島から知られたバッタ科昆虫4種のうちでは最も遅く発見された種である。それまでに小笠原諸島から知られていたバッタ科はトノサマバッタ、オガサワライナゴ、マボロシオオバッタの3種のみであったが、2008年に東京都の作業員が兄島で撮影したバッタ類の幼虫の写真は、そのどれにも合致しない特徴をもっていた。翌2009年に研究者によって成虫が確認されて新種であることが確実となり〔、2011年に正式に学名が付けられて新種として発表された(=新種記載された)。またイナゴ属に近縁ながらも特異な形質をもつとして、新種記載と同時に本種をタイプ種とする新属アニジマイナゴ属 ''Boninoxya'' Ishikawa, 2011も創設された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アニジマイナゴ」の詳細全文を読む
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