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アニマ(anima)は、ラテン語で、生命や魂を指す語である〔広辞苑第六版【アニマ】〕。 古代ギリシア語の文献類(アリストテレスの書など)にある「 (プシュケー)」というギリシア語を、中世ヨーロッパなどにおいてラテン語に翻訳する時には「anima」という語があてられた。当時ヨーロッパはキリスト教世界であったので、古代ギリシアの哲学の影響を受けつつも古代ギリシア文献の翻訳・研究などの文脈以外では、animaはキリスト教的な色彩を帯びた用法で使われていることも多い。 その後、近代になってユングが独特の用語として用いることになった。 == ユング == カール・グスタフ・ユングは、「すべての中で最も顕著な自律性の集合体である。それは男性の女性との相互作用と女性への態度を影響と同様に、夢の中に現れる像としてそれ自身が現れる。アニマ・アニムスの過程を想像力の一つの源である」とした。 ユングはまた、個性化における段階のたとえとして、影との出会いは見習い工による「習作」、そしてアニマとの出会いは名工による「傑作」である、とも述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アニマ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anima and animus 」があります。 スポンサード リンク
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