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アニ峰[みね]
アニ峰()は、ピレネー山脈中西部の山。標高は2504m。バスク語ではアウニャメンディ(AuñamendiまたはAhuñamendi)〔スベロア方言ではAhüñemendi。出典はPère Pierre Lhande, ''Dictionnaire basque-français et français-basque'', 1926。〕であり、「エビの山」という意味を持つ。山頂はスペイン=フランス国境からややフランス側にあり、この場所はバスク地方の最東端部にあたる。アスプ谷の(レスカン・カール)の中でもっとも高い山である。エウスコ・イカスクンツァ(バスク研究協会)が手掛けるアウニャメンディ百科事典の名称はこの山のバスク語名に由来している。 == 地理 ==
=== 地形 === アニ峰はアキテーヌ地域圏ピレネー=アトランティック県に位置しており、西部のピエール・サン=マルタン道に近い。アニ峰の東のピークであるラーラ・ベラグアは壮大なカルスト地形であり、白亜紀に遡る巨大な石灰岩によって形成されている〔Jacques Labeyrie, ''Les découvreurs du Gouffre de la Pierre-Saint-martin'', éditions Cairn, 2005.〕。表面にはわずかな水の痕跡もなしに穴や亀裂が生じており、この場所はアレス・アニ(les Arres d'Anie)と呼ばれる。 山頂までの主要な登山道3本は、それぞれフランス語でベラグア道、ピエール・サン=マルタン道、レスカン道として知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アニ峰」の詳細全文を読む
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