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アバカ
アバカ(Abaqa/阿八哈、1234年 - 1282年)は、イルハン朝の第2代ハン(1265年 - 1282年)。ペルシア語では آباقا خانĀbāqā khān と表記される。父は初代ハーンのフレグ・ハン、母はフレグの第5位の妃でスルドゥス部族出身のイェスンジン・ハトゥン。 == 生涯 ==
=== 即位以前 === 1253年に父フレグが西方遠征軍司令に任じられると、アバカは弟ヨシムトらとともにこの西方遠征に従軍した。1263年暮れにジョチ・ウルスのベルケとの不和から戦争になり、ノガイがカフカス方面から侵攻してきたが、フレグ西征軍はからくもこれを撃退。アバカは一旦この後詰めとしてアーザルバーイジャーン地方に派遣され再度侵攻して来たノガイの諸軍を撃退した。その前後にフレグは西征軍が実効支配していた諸地方を諸子に統括するよう命じ、アバカはアムダリヤ川河畔に至るにイラク、ホラーサーン、マーザーンダラーンの諸国を委ねられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アバカ」の詳細全文を読む
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