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アバフ=タカリク : ウィキペディア日本語版
アバフ=タカリク

アバフ=タカリク(Abaj Takalik)は、メキシコチャパス州に隣接するグアテマラ、Retalhuleu(レタルウレウ)州のEl Asintal(エル=アシンタル)市管内、イシュチャ (Ixchiyá) 渓谷の西岸に位置する先古典期中期から後期(紀元前1000年頃~紀元後250年)にかけて繁栄した祭祀センターであって、多くの貴重な石碑や石彫の存在で知られる遺跡である。
==遺跡名について==
「アバフ=タカリク」の遺跡名は、この遺跡を研究していたアメリカの考古学者スザンヌ=マイルスが、スペイン語で一旦piedra paradaと名づけた遺跡名をキチェー語のabaj(石)とtakalik(立ち並ぶ)を当てて改称したものである。以来、アメリカや日本では、この遺跡名で知られてきたが、キチェー語の語順では、タカリク=アバフが正しいため、最近、地元の希望で、グアテマラ政府が「タカリク=アバフ(Takalik Abaj)」を正式名称にしたようであるが、この記事では、学界や読書界で定着している「アバフ=タカリク」を用いる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アバフ=タカリク」の詳細全文を読む




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