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アバークロンビー級モニター(アバークロンビーきゅうモニター;)は第一次世界大戦中にイギリス海軍で使用されたモニター艦の艦級。 == 概要 == 本級4隻からなるアバークロンビー級の建造は、ドイツで建造中だったギリシア海軍向けの超弩級戦艦「サラミス」用の主砲が、イギリスの禁輸政策により移送が不可能となったことから始まった。砲の製造元であるアメリカのベスレヘム・スチール社は、代わりにイギリス海軍に対してこの356mm45口径砲の売却を提案した。この砲を活用するため船体の設計・建造が急ピッチで進められ、起工から進水までの期間は6ヶ月以内だった。十分に時間をかけて設計できなかった結果、極めて低速だった。一本の煙突の前に三脚式の主檣、その前に主砲塔1基という艦上配置であった。 設計及び建造中、この級は''スティックス級''と名付けられ次のアメリカの偉人の名を艦名としていた、すなわちユリシーズ・グラント将軍、ロバート・E・リー将軍、デヴィッド・ファラガット提督、ストーンウォール・ジャクソン将軍の4名の名前である。しかし、当時のアメリカは中立国であったため、これらを艦名とするのは外交的に相応しくないとされ、最終的な艦名が与えられるまでは単に通し番号でM1-M4と命名された。 設計時点では、弾着観測用にShort 166飛行艇を搭載することとなっていたが、実際には陸上機を使うほうがより効果的であると判断された。モニター艦は陸上を遠く離れた外洋で作戦することはなく、砲塔上に飛行艇を搭載するということは、弾着観測が必要とされていなくても主砲が発射される可能性があれば、損傷を避けるために飛行艇を移動させなければならないことを意味していていたからである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アバークロンビー級モニター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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