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アパーチャグリル : ミニ英和和英辞書
アパーチャグリル[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アパーチャグリル ( リダイレクト:アパーチャーグリル ) : ウィキペディア日本語版
アパーチャーグリル[ちょうおん]

アパーチャーグリル(アパーチャグリルとも)はCRTディスプレイの技術の一つで、電子ビームRGBすなわち赤、緑、青の各色をすだれ状に表示するものを指す。他のCRTディスプレイの技術にシャドーマスクスロットマスクがある。
== 概要 ==
アパーチャグリルは金属の薄い板に走査線移動方向に対してほぼ直角(大抵は垂直)にすだれ状の穴があけられている。画面表面のガラスのすぐ裏側に置かれる。シャドーマスクのように穴が無数に開いた物よりも、遮断される電子ビームが少なく透過量が多いため、より高輝度の画面となるほか、マスクピッチ(マスクに開いた穴の間隔)をより細かく出来る事から、にじみの少ない映像出力を特徴とする。
ノーベル物理学賞受賞者であるアーネスト・ローレンスによってクロマトロン:w:Chromatronが発明された。アメリカでの展示会でクロマトロンの展示を見たソニーの技術者達の進言により技術導入されたがそのままでは生産性が悪く会社の経営が危うくなるほどであった。その後徹底的に改良されトリニトロンが誕生した。
ソニーによって開発されたトリニトロンで使用され、後に三菱電機が同様の構造をダイヤモンドトロン管に採用、後に両社は前面が全く平坦なフラットディスプレイ(FD)管を開発、最盛期には一部の非常に安価な製品を除いてコンピュータ用のブラウン管モニターの大半が、両社のFD管を採用していた。
シャドーマスクと同様電子線を浴び続け、熱を持つため、熱膨張しにくい素材が使用される。一方で、すだれ状の細い構造体が無数に並ぶため、大画面化が難しく、隣り合ったマスク同士が接触して映像が乱れる原因となりやすい。このためテンションワイヤーまたはダンパー線と呼ばれる、ごく細い金属線で支える構造をしている。ダンパー線は画面サイズにより1本の場合と2本の場合があり、前者は画面中央、後者は画面上下の1/4程に横方向の黒い筋が現れる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アパーチャーグリル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Aperture grille 」があります。




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