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株式会社アピエスは、埼玉県和光市に本社を置く、アミューズメント機器のレンタル・販売を行う企業である。1974年、辻本憲三(後のカプコン社長)によって創業された。かつてはアミューズメント施設運営も行っていたが、撤退している。 かつてはアイ・ピー・エム株式会社、アイレム株式会社の社名でゲームの開発・販売を行っていた。IPMはInternational Playing Machineの意であり、アイレム(IREM)はインターナショナル・レンタル・エレクトロニクス・マシンの略である〔ゲームマシン 121号広告より〕。ゲーム事業は1997年、アイレムソフトウェアエンジニアリングに譲渡したため、現在、ゲームの開発・販売は行っていない。アミューズメントベンダー事業は残されたため、現在は占い機や千社札販売機などのアミューズメントベンダーが主力商品となっている。 == 沿革 == *1969年 アイ・ピー・エム商会として、辻本憲三によって大阪府で創業される。 *1974年 アイ・ピー・エム(IPM)株式会社設立される。駄菓子屋などへのゲーム機設置業を行っていた。 *1977年 ブロックくずしのブームに伴い、石川県のナナオグループ・七尾電機と生産提携した。七尾電機はブラウン管でテレビなどを作る機器メーカーであったため、テレビゲームに必要なブラウン管の調達が容易であり、後述のブロックくずしやインベーダーの亜流を作る際、他社と比べ短期間に大量製造するのに有利であった。 *1979年 社名をアイレム株式会社に変更する。 *1980年 ナナオが大株主となる。 *1982年 高嶋哲ナナオ社長がアイレム社長を兼任する。辻本憲三は代表権のない会長になる。 *1983年 辻本憲三が会長を退任する。 *1985年 ゲーム開発部門及び販売部門をアイレム販売株式会社に分社。1989年再合併。 *この頃 ダイエーがナナオから株式の半数を取得。ダイエー傘下となる。後に経営不振に伴い、全株式がナナオに売却され、再びナナオ傘下となる。 *1994年 ゲーム開発から撤退、開発部門をナナオのある石川県に移す。この時退社した開発者の多くは、ナスカ、SNK(アイレム元専務の高堂良彦が副社長、のちに社長を務めていた)など、さまざまなゲーム会社に移籍する。 *1996年 「ぐっすんぱらだいす」でゲーム開発に復帰。 *1997年 アイレムソフトウエアエンジニアリング株式会社にゲーム開発部門を譲渡した後、ナナオからユウビスに売却され、ユウビス傘下に。 *1998年 社名を株式会社アピエスに変更する。 *1999年 前年よりユウビスに資本参加していたアトラスに買収される。 *2001年 アトラスが全株式を、当時のアピエス社長(元アトラス社員)にMBO方式で売却する。売却額は1000円。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アピエス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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