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アフィン包 : ミニ英和和英辞書
アフィン包[あふぃんほう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

フィン : [ふぃん]
 【名詞】 1. fin 2. (n) fin

アフィン包 : ウィキペディア日本語版
アフィン包[あふぃんほう]
数学におけるアフィン包(アフィンほう、)はアフィン空間論における普遍概念のひとつで、線型包 (linear hull) の概念と近い関係にある。
ユークリッド空間 R''n'' の部分集合 ''S'' のアフィン包は、''S'' を含む最小のアフィン集合(アフィン部分空間)であり、あるいは同じことだが、''S'' を含む全てのアフィン部分空間の交わりである。ここに「アフィン集合」とは線型部分空間平行移動して得られる部分集合である。''S'' のアフィン包を aff(''S'') で表せば、これは ''S'' の元のアフィン結合全体の成す集合
: \text(S)=\left\
に等しい。
部分集合 ''M'' が、特に二つの(あるいはそれ以上の数の)アフィン部分空間の合併 ''M'' = ''U'' ∪ ''V'' となっているとき、''M'' のアフィン包を(アフィン)和空間 (''Verbindungsraum'') と呼ぶことがある。
== 定義 ==
''A'' を K-ベクトル空間の付随するアフィン空間で、''M'' を ''A'' の部分空間とするとき、''M'' のアフィン包とは、''M'' を含む ''A'' の最小のアフィン部分空間、即ち ''M'' を含む ''A'' のアフィン部分空間すべての交わりを言う。
''M'' は上記の如くとして、任意の点 ''P''0 を取る(これがアフィン包の始点になる)。''M'' に属する点に付随する平行移動ベクトル全体の成す集合
: V(M)=\lbrace \overrightarrow: P,Q \in M \rbrace
の線型包を ''H'' とする。つまり、''H'' は ''V''(''M'') に属するベクトルの任意の有限線型結合の集まりであって、それ自身はアフィン空間 ''A'' に付随するベクトル空間の線型部分空間を成す(詳細は線型包の項を参照)。このとき、''M'' のアフィン包は ''P''0 + ''H'' で与えられる。
空集合のアフィン包は空集合と定める。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アフィン包」の詳細全文を読む




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