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アフリカナガバノモウセンゴケ は、モウセンゴケ属の植物の一つ。細長い葉を持つ。古くから栽培される。 == 特徴 == 多年生の草本〔以下、記載は主として『園芸植物大事典 2』、(1994),p.2455〕。初期には細長い葉を多数、根出状につけるが、次第に茎は立ち上がり、高さ5cm程度になって葉を互生する。葉ははっきりした葉柄がある。葉柄は長さ3-10cm、葉身よりやや幅狭く、中央に浅い縦溝がある。葉身は線形から線状のさじ形をなし、長さ3-6cm、幅は3-4mm、葉表には赤い粘毛を密生する。茎の下部は枯れた葉に覆われる〔浅山他(1977),p.85〕。食虫植物であり、葉の粘毛で虫を捕らえる。虫が張り付いた葉は、大きく折り畳むように曲がって虫を包む〔食虫植物研究会(2003),p.70〕。 花期は5-6月〔浅山他(1977),p.85〕。15-25cmの長さに達する花茎を立て、先端に5-40の花を総状花序につける。花は茎の片方だけに生じ、下から開花するが、蕾の部分は下を向く。花は桃紅色で径は約2cm、花弁は楔形で長さ7-11mm、幅5-8mm。花柱は3、基部で2裂する。ただし地方変異もあり、葉幅がより広いものや狭いもの、花色が白いものなども知られる〔食虫植物研究会(2003),p.70〕。 File:Drosera capensis leaf detail Darwiniana.jpg|葉の表面 File:Drosera capensis leaf detail back Darwiniana.jpg|葉の裏面 File:Drosera capensis bend.JPG|虫を捕らえた様子 File:Sundew blossom.jpg|若い花序 File:Drosera capensis, red plant, exhibition in Botanical garden Brno (2011) (7).JPG|花が終わった様子 File:Drosera capensis, red plant, exhibition in Botanical garden Brno (2011) (5).JPG|花 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アフリカナガバノモウセンゴケ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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