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アフリカ非核兵器地帯条約(アフリカひかくへいきちたいじょうやく、英:African Nuclear Weapons Free Zone Treaty)は、アフリカ大陸の非核化を定めた非核地帯条約。1996年4月11日、アフリカ諸国42カ国によって、カイロで調印された。条約は54カ国を対象としているが、発効に必要な批准は28か国であり、2009年7月15日に最後の加盟国であるブルンジが批准したことにより、条約は即日発効した。 この条約は、通称でペリンダバ条約(ペリンダバじょうやく、英:Treaty of Pelindaba)と呼ばれている。ペリンダバは、南アフリカ原子力研究所がある南アフリカ共和国プレトリア近郊の町の名前で、ここで本条約が実質的に合意されたことによる。今後ここには、本条約の実施機関となるアフリカ原子力委員会が設置される予定である。 == 調印までの経緯 == * 1961年、国連で「アフリカ非核地帯化宣言」が採択される。 * 1964年、アフリカ統一機構 (OAU) 首脳会合でアフリカを非核地帯とする「カイロ宣言」が採択される。 * 1991年、南アフリカの核開発疑惑で条約化が遅れていたが、同国が核兵器開発を放棄し、核拡散防止条約 (NPT) に加盟したことから条約化実現に弾みがつく。 * 1995年、OAU首脳会議(6月)において、「アフリカ非核兵器地帯条約」の最終案文が採択される。 * 1996年、アフリカ諸国42カ国が条約に署名する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アフリカ非核兵器地帯条約」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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