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アブシンチン : ミニ英和和英辞書
アブシンチン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アブシンチン : ウィキペディア日本語版
アブシンチン

(+)-アブシンチン(Absinthin)はニガヨモギ(''Artemisia absinthium'')に含まれる天然有機化合物である。アブシンチンはニガヨモギで香りをつけたリキュールアブサン (absinthe) の特徴的な味の元となる最も苦い物質の中の一つである。本化合物は生理活性を示し、抗炎症薬として期待されている。アブサンに含まれる精神活性であるツヨンと混同してはならない。
== 化学構造 ==
アブシンチン (1) の複雑な構造はセスキテルペンラクトンに分類される。テルペノイドは、イソプレン (4) 由来の炭素数5のビルディングブロック (3) から構築される天然物の大きな分類である。この複雑な構造は、2つの同一なモノマー(2)が、グアイアノリドの5員環とアルケンとのディールス・アルダー反応によって構築される。

アブシンチンは1953年に単離され、1980年にBeauhaireらによって構造決定された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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