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アブデュルハミト1世[あぶでゅるはみと1せい]
アブデュルハミト1世(Abd-ul-Hamid I, 1725年3月20日 - 1789年4月7日)は、オスマン帝国の第27代皇帝(在位:1774年 - 1789年)。第23代皇帝アフメト3世の子でムスタファ3世の弟。子にムスタファ4世、マフムト2世。 ==生涯== 1774年、兄ムスタファ3世の後を受けて皇帝として即位する。しかし即位した同年、兄の治世中の1768年から始まっていた第一次露土戦争(ロシア・トルコ戦争)に敗れてキュチュク・カイナルジ条約を締結し、ドン、ドニエプル両河口、アゾフ海沿岸地帯をロシアに割譲し、ロシアの黒海における自由航行を承認せざるを得なくなった。 1784年もロシアに敗れてクリミアを奪われ、1787年からは再び露土戦争が勃発する。そして、この戦争においての戦況不利の最中の1789年、64歳で死去し、後を甥のセリム3世が継いだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アブデュルハミト1世」の詳細全文を読む
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