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アブラススキ(油薄、学名:''Eccoilopus cotulifer'')は、単子葉植物イネ科アブラススキ属の大型の多年草である。まばらな穂にややまとまった小穂が枝先に垂れる。ススキの名をもつが、それほどススキに似ている訳ではなく、むしろ穂に綿毛がないところなど、はっきり異なった点が多い。名前の由来は穂から油のような成分を出すためである。類似の植物は多々あり、それらもアブラススキの名に修飾をつけて呼ばれるものがある。 == 特徴 == 地下茎はごく短く、少数の茎を立てる。茎は分枝がなく、高さは80-150cmになる。節ごとに葉をつけ、葉身は長さ40-60cm、幅1-1.5cmの線形。葉身の基部は細まり、特に茎の下に着くものでははっきりした葉柄となる。葉は緑色で硬めの紙質、葉表はややつやがあり、主脈は白く抜ける。裏面には細かい毛がある。 花穂は9-10月に出る。茎の先端から上に伸びた穂は、数か所から輪生状に側枝を伸ばし、それぞれの枝先に小穂の束をひとつずつつける。小穂はその枝の中程から先端に近い部分にだけつき、それが軸に寄り添うようになるため、遠目では一つの束に見える。それぞれの枝、それに穂全体も先端に向かって次第に垂れる。 小穂は長さ6mm、緑色だが、紫を帯びることも多い。卵状楕円形で柄があり、長い柄のものと短い柄のものが一つずつ対になって生じる。いずれの第四穎からも長い芒(のぎ)が真っすぐに伸びる。芒は個々に見ると中程で「く」の字に折れた形をしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アブラススキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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