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アベイラビリティ : ミニ英和和英辞書
アベイラビリティ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アベイラビリティ ( リダイレクト:可用性 ) : ウィキペディア日本語版
可用性[かようせい]
可用性(かようせい、英:Availability; アベイラビリティ)は、システムが継続して稼働できる能力のこと。
可用性に信頼性保守性を含めたRAS、更に保全性安全性を含めたRASISについても説明する。
==概要==
可用性は英語の availability の日本語に対応する言葉である。利用者から見て「使用できる」度合いを示す。主要な規格における定義は次のようになっている。
*JIS X 0014:1999「情報処理用語―信頼性、保守性及び可用性」
:必要となる外部資源が与えられたときに、ある時点において、又はある一定の期間、機能単位が決められた条件のもとで要求された機能を果たせる状態にある能力。
*JIS X 5004:1991「開放型システム間相互接続の基本参照モデル―安全保護体系」
:認可されたエンティティが要求したときに、アクセス及び使用が可能である特性
*JIS Q 20000-1:2012「情報技術―サービスマネジメント―第1部:サービスマネジメント要求事項」
:あらかじめ合意された時点又は期間にわたって,要求された機能を実行するサービス又はサービスコンポーネントの能力。
システム信頼性を向上させるための技術的背景を表す概念として、RASがある。RASは Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性、サービス性)の3つ頭字語であり、の性能を総合的に示す指標の一つである〔RAS、Reliability、Availability、Serviceability 、日本IBM〕〔RAS 機能とシステム管理 インテル〕。
信頼性はハードウェアやソフトウェアが故障する頻度が少なく故障している期間が短いこと、可用性は利用者が使用できること、保守性は保守しやすいことを指す。
この三者は混同されがちだが、障害対策の観点では分けて考える必要がある。一般には信頼性が低く故障が多ければ、可用性も低くなる。しかし、故障が発生しても、冗長化されていたり、障害の影響の緩和や局所化に成功していれば、可用性への影響は最小化できる。また、保守性が低ければ、障害発生時の修理時間や、正常時の点検やバックアップ時間などが長くなり、全体の可用性は制限される。
RASにIntegrity(保全性)とSecurity(安全性、保安性)を加えたRASISという指標もある。これらRASやRASISは機器、システムやコンピュータなどの総合的な評価の指標である〔RASIS IT用語事典e-words〕〔PDFファイル:情報システムとRASIS 金沢工業大学〕。
またISO 7498-2:1989において、情報セキュリティの三大要素として、機密性 (Confidentiality)、完全性 (Integrity)、可用性 (Availability)が定義されており、これらを総称して、それぞれの頭文字から情報セキュリティのC.I.A.という。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「可用性」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Availability 」があります。




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