|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 説 : [せつ] 1. (n,n-suf) theory
アポリナリオス主義()とは、ラオディキアのアポリナリオス(Apollinaris of Laodicea)によって唱えられたキリスト論。イエス・キリストには、人間の体と人間の魂はあったが、人間の理性(, ヌース)は無く、神性・神言葉(かみことば・ロゴス)が人間の理性的霊魂の場を占めていたと主張した〔Apollinarianism - OrthodoxWiki 〕〔CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: Apollinarianism 〕。 381年の第1コンスタンティノポリス公会議(第二全地公会)で異端として排斥され、キリスト教の主流派から異端とされる〔〔。 アポリナリオス主義の主張を言い換えれば、イエスの人間性は完全な理性的人間ではないこととなる〔フスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』p16, 教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353〕。 アポリナリオスへは次のような反論がなされた。すなわち、イエスは人間性を救うために人間性を担ったのであるが、もしキリストが人間の精神(ヌース)を担わなかったのであれば、人間の精神は救われなかったこととなってしまう。しかし精神の中でこそ罪は最も活動的であり力強いのであり、人間が全体として救われるためには神言葉(ロゴス)が完全な人間存在において受肉(藉身)しなければならないとされた〔。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アポリナリオス主義」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Apollinarism 」があります。 スポンサード リンク
|