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アポロ4号はアメリカ合衆国のアポロ計画において、初めて行われたサターンV 型ロケットの無人発射実験である。 == 目的 == 史上最大のロケットサターンV は、これが初飛行であった。またサターンV のために設計され、後の一連の月飛行や、スペースシャトルの発射でも使用されることになるケネディ宇宙センター第39複合発射施設が使われるのも、これが初めてであった。 今回の実験の主目的は、言うまでもなくサターンV 第一段のS-IC と第二段S-II の発射実験であるが、同時に第三段S-IVB を初めて宇宙空間で再点火し、司令船を月から帰還する時のものに近い高速度で大気圏に再突入させることでもあった。そのため宇宙船やロケットには、4,098個もの計測機器が設置されていた。 サターンV が完成型で飛行するのは、これが初めてであった。多段式ロケットのすべてのステージを一度にまとめて発射して試験する方式は、サターンの生みの親であるウェルナー・フォン・ブラウン博士がすでに第二次世界大戦中にドイツで行なっていたが、アポロの技術者たちは一様に不安を持っていた。しかしながらこの方式でなければ、ケネディ大統領が表明した「1960年代中に人間を月に送る」という目標を達成できないことは明らかであったので、技術者たちの不満を抱えながらも、結局1963年に採用されることとなった。 アポロ4号の主な搭載物は二つあった。一つはアポロ司令・機械船で、まだ人間が搭乗できるモデルではなかったが、熱遮蔽板やハッチには新型のものが使われていた。もう一つはLTA-10Rと呼ばれるバラストで、重量や重心は実際にアポロ月着陸船を搭載した時と全く同じになるように作られていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アポロ4号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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