|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 無 : [む] 【名詞】 1. nothing 2. naught 3. nought 4. nil 5. zero ・ 無線 : [むせん] 【名詞】 1. wireless 2. radio
アマチュア無線(アマチュアむせん)とは、金銭上の利益のためではなく、無線技術に対する個人的な興味に〔単なる興味ではなく、当該興味が個人的でなければならない。ただし、個人的ではない興味がいかなる興味を指すのかは不明。〕より行う、自己訓練や通信、また技術的研究のことである〔アマチュア無線ってなあに? JARD〕〔アマチュア無線の楽しみ方 同上〕。 日本国においては、運用する為の国家資格(無線従事者免許証)と、電波法に基づき許可(無線局免許状)を受けた無線設備(無線機・アンテナ等)が必要である。無資格で使用できる市民ラジオ、特定小電力トランシーバーやデジタル簡易無線などは、”フリーライセンス無線”、”ライセンスフリーラジオ”呼ばれ、アマチュア無線とは異なる分類である。 アマチュア無線の通信(アマチュア無線業務)を行うアマチュア無線技士(アマチュア無線家)を一般的に「ハム」と呼ぶが、誤用としてアマチュア無線自体のことをそう表現されることがある(後述)。 == 概要 == 無線通信で使用する周波数は、その性質から「人類共通の財産」であり、ごく微弱なものを除き、電波を利用する者(電波利用者)は、全世界の人々と分け合って利用するものとされている。従って使用可能な周波数を電波利用者に割り当て、監理する(周波数を割当・監理する)のは各国の無線主官庁すなわち中央政府であり、また各国間の周波数割当調整も行う。 アマチュア無線とはその割り当てられた周波数を利用する通信、すなわち各国でそれぞれ区分される各種無線業務における「アマチュア業務」のことであり、学究無線業務のひとつである。なお、通信において「アマチュア」とは「私的学究」を意味し「素人」の意味ではない。→#非営利・自由な私的学究無線 アマチュア業務を行おうとする者は、各国主官庁の実施する技術・技能認定試験(無線従事者試験)に合格し、所定の無線従事者免許を受けた後、各国主官庁にアマチュア業務を行う無線局=「アマチュア局」の開設を申請・許可を受けなければならない。なお、アマチュア業務を行う無線従事者 amateur radio operator は特に「ham ハム」と呼ばれることがある。 電波利用、無線業務の区分は国によってまちまちであるが、アマチュア業務については、航空無線、船舶無線などと同じく、国際的にほぼ共通したものとされ、他国との通信を制限あるいは禁止している国を除き、基本的に各国のアマチュア局は全世界のアマチュア局との通信が認められている国際無線局である。 国際法、すなわち国際電気通信連合憲章に規定する『無線通信規則』においてアマチュア業務とは「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可された者が行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務(第1条第78項)」と定義され、日本の総務省令電波法施行規則においても「金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう」と定義されている。→#条約・法律上の規定・定義 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アマチュア無線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Amateur radio 」があります。 スポンサード リンク
|