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アマミノコギリクワガタ(奄美鋸鍬形 ''Prosopocoilus dissimilis'')は、コウチュウ目・クワガタムシ科・ノコギリクワガタ属の1種で、6亜種に分類されている。 日本のノコギリクワガタ属では最大種である。 種小名の''dissimilis''とは「不揃いの」という意味である。リュウキュウノコギリクワガタと呼ばれることもある。 ==形態== 体長: オス 22.7-79.5mm、メス 24-40mm(飼育下の最大♂80.3mm) 奄美大島産のものが特に大型で、大アゴが長く太く立派であり、黒い体色が印象的な、最大の亜種である。ノコギリクワガタとの違いは、頭楯(とうじゅん)が2又になっていること、上翅(じょうし)の光沢が強いこと、第一内歯と第二内歯は近接していることが多いなど。体色は黒色、オレンジ色、赤褐色が現れる。メスの体色は オスと似たような傾向にあるが、原名亜種では縦のスジが見られる。 オスは体格によって大アゴの形状が大きく異なり、大型個体では大きく屈曲し、中型個体では、先に向かって強い湾曲となり、小型個体では短く直線的なノコギリ状となり、ノコギリクワガタと類似しているが、亜種によっては大型個体でも屈曲はせずに、緩やかに湾曲する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アマミノコギリクワガタ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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