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小袖海岸(こそでかいがん)は、岩手県久慈市の久慈湾南東部に位置する海岸および景勝地。三陸復興国立公園および久慈海岸平庭県立自然公園に指定されている。 == 概要 == 玉ノ脇川河口()から小袖漁港(第1種漁港)の西側()までが自然公園法第20条に基く特別地域(参照)に指定されている〔(環境省「陸中海岸国立公園」)〕。当地は、旧・南九戸郡久慈町(現・久慈市中心部)と、旧・南九戸郡宇部村(現・久慈市の一部)の小袖漁村とに挟まれた、旧・南九戸郡長内町(現・久慈市の一部)〔(久慈市 2009年2月)… 久慈市を構成する旧自治体の境界を描いた地図がある。〕の海岸部にあたり、岩手県道268号野田長内線が貫く。 海岸段丘の段丘崖、花崗岩の岩礁、海食洞などと自然の植生が織り成す風景が観光客を呼び込んでおり、特につりがね洞()が著名となっている。なお、かつてのつりがね洞は洞穴の中に釣鐘型の岩がぶら下がっていたが、1896年(明治29年)6月15日に発生した明治三陸地震に起因する三陸大津波で消失した。 当地の漁業では、サケの定置網漁およびはえ縄漁、こうなごの敷き網漁などが行われている〔 小袖漁港 (岩手県)〕。漁業集落は、二子(ふたご。)、大尻(おおじり。)、小袖()が点在してあるが、漁港周辺に低地が少ないため、現在の各集落は海岸からやや離れた海岸段丘上に展開している。小袖漁村の東側に続く海岸一帯は三崎と呼ばれる地区で、小袖海岸と同様に同園の特別地域に指定されている〔が、現在は旧・南九戸郡宇部村久喜()まで漁村はない。 大尻・小袖・久喜の各漁村において素潜り漁が行われており、「北限の海女」の名称で広く知られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小袖海岸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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