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アキアミ(秋醤蝦、)はサクラエビ科に分類されるエビの一種。日本を含む東南アジアの内湾域に生息する小型のエビで、食用や釣り餌などに利用される。 標準和名に「アミ」と名がつくが、サクラエビに近いれっきとしたエビの仲間である。コマセアミやイサザアミの属するアミ目ではない。 また名称が似ているが、オキアミとは異なる。オキアミは、オキアミ目オキアミ類のプランクトンである。 ==特徴== 雄は11-24mm、雌は15-30mm〔。体は前後に細長い。生きている時は体がほぼ透明だが、尾扇に赤い斑点が2つある。死んだ個体の体色は濁ったピンク色になる。第2触角は体長の約2倍もあり、根元から1/4くらいの所で折れ曲がる。5対ある歩脚のうち、第4・第5歩脚が退化し、残り3対はどれも鋏脚である。アミ類やオキアミ類の歩脚は鋏脚ではないので、この点で区別できる。 インド南部、ベトナム、中国、黄海、日本の沿岸域に分布する。日本での分布域は秋田県以南で、富山湾、三河湾、瀬戸内海、中海、有明海などの内湾が多産地として知られる。 内湾の河口付近を大群で遊泳し、プランクトンやデトリタスを食べる。天敵は魚類、鳥類などである。生息地での個体数は多く、食物連鎖で重要な位置を占める。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アキアミ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acetes 」があります。 スポンサード リンク
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