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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アムピクテュオーン () は、ギリシア神話の人物で、アテーナイの王である。アンピクテュオーン、長母音を省略してアムピクテュオン、アンピクテュオンとも表記される。 プロメーテウスの子デウカリオーンとピュラーの子で、ヘレーン、プロートゲネイア〔アポロドーロス、1巻7・2。〕、オレステウス〔パウサニアス、10巻38・1。〕と兄弟。アムピクテュオーンは大地から生まれたともいわれ〔アポロドーロス、3巻14・6。〕、アテーナイ王クラナオスの娘と結婚し、息子イトーノスのほか〔パウサニアス、5巻1・4、9巻1・1、9巻34・1。〕、ケルキュオーンとトリプトレモスの母になった娘がいた〔パウサニアス、1巻14・3。〕。 アムピクテュオーンは義理の父クラナオスを追放して自ら王となり、12年間アテーナイを支配したが、その後エリクトニオスによって王位を追われた〔アポロドーロス、3巻14・6。パウサニアス、1巻2・6、31・3。〕。 一説にアムピクテュオーンはポーキスにイオニア、ドロピア、テッサリアー、アイニアーネス、マグネーシア、マリス、プティオーティス、ドーリス、ポーキス、ロクリスの諸族を集め、デルポイの聖域を維持するための隣保同盟を創設した。この同盟の参加者はアムピクテュオーンにちなんでアムピクテュオネスと呼ばれ〔パウサニアス、10巻8・1~8・2。〕、その会議場があったボイオーティアのアンテーレー付近にはアムピクテュオーンとデーメーテール・アムピクテュオネスの聖域があったという〔ヘロドトス、7巻200。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アムピクテュオーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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