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アメリカひじき : ミニ英和和英辞書
アメリカひじき
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アメリカひじき : ウィキペディア日本語版
アメリカひじき

アメリカひじき』(あめりかひじき)は、野坂昭如短編小説。野坂自身の戦後焼跡闇市体験を題材にした作品である。少年時代に敗戦を経験した男が、妻がハワイ旅行中に知り合った初老のアメリカ人夫婦を自宅に招くことになり、敗戦直後の占領軍に対する一種のコンプレックスを呼び覚まされる物語。ひもじさで米軍捕虜の補給物資をくすねてブラックティー紅茶の葉)を「アメリカのひじき」だと勘違いして食べた惨めで恥ずかしい思い出や、ポン引きまがいの闇市体験が、22年後の時点のアメリカ人への複雑な心理と重なる様を、独特の関西弁を生かした文体で描いている。『火垂るの墓』で死んでしまった清太の「戦後社会を生き抜いた場合のパラレルワールド」的その後にあたる。
== 発表経過 ==
1967年(昭和42年)、雑誌『別冊文藝春秋』9月号(101号)に掲載され、同時期発表の『火垂るの墓』と共に翌春に第58回(昭和42年度下半期)直木賞を受賞した。単行本は両作併せて1968年(昭和43年)3月25日に文藝春秋より刊行された。文庫版は新潮文庫より刊行されている。翻訳版はアメリカ(英題:American Hijiki)をはじめ、各国で行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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