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アメリカサイバー軍(アメリカサイバーぐん、United States Cyber Command; USCYBERCOM)は、アメリカ軍のサイバー戦を担当する統合部隊。 == 概要 == 統合軍隷下に置かれる副統合軍(sub-unified command)の1つとして創設され、指揮系統としては戦略軍の下に属する。 現任司令官は、国家安全保障局/中央保安部長官を務めるキース・B・アレクサンダー陸軍大将(初代司令官)であり、アレクサンダー大将は国家安全保障局/中央保安部長官とサイバー軍司令官を兼任する形となっている。 サイバー軍は、戦略軍隷下に置かれていた地球規模ネットワーク作戦担当統合タスクフォース(Joint Task Force for Global Network Operations, 略称:JTF-GNO) とネットワーク戦担当統合機能部隊(Joint Functional Component Command for Network Warfare, 略称:JFCC-NW) という2つの既存の副統合軍の任務を統合・再編する形で創設された部隊で、2010年5月21日にメリーランド州フォート・ミード陸軍基地で公式に始動し〔DoD Cyber Command is officially online, 21 May 2010, Army Times 〕、およそ5ヶ月後の2010年10月31日に完全な作戦能力を有する部隊となった〔Cyber Command Achieves Full Operational Capability 〕。サイバー軍の創設により、JTF-GNOおよびJFCC-NWの2部隊は2010年10月をもって解体された。また、JTF-GNOを運用し、サイバー軍創設後はネットワーク関連の技術支援と情報保証をCYBERCOMに提供することになるアメリカ国防情報システム局も、2011年9月をもってヴァージニア州アーリントンからフォート・ミードに移転した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカサイバー軍」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 United States Cyber Command 」があります。 スポンサード リンク
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