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ナチュラルアメリカンスピリット(Natural American Spirit)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州サンタフェにある、サンタフェナチュラルタバコ社によって製造されるタバコ製品。通称「アメスピ」。同社は1982年に設立され、1991年にナチュラルアメリカンスピリットの販売を開始し、2002年にレイノルズ・アメリカン社によって取得され、現在は独立子会社となった。米国では10種類の紙巻タバコと、4種類の手巻きタバコが販売されている。 日本においては、子会社であるサンタフェナチュラルタバコジャパン株式会社から、紙巻きタバコ7種と手巻きタバコ3種が販売されている。(2014年4月現在) ==特徴== アメリカンスピリットは、化学薬品の使用されていない「100%無添加のタバコ」である。 他のタバコよりもやや火がつきにくい。これは、葉に燃焼促進剤が配合されていない(巻紙には少量使用している)ためである。そのため、火がついていても、灰皿においてからすぐに消えてしまうこともある。煙の香りは香料を混ぜていないタバコの葉本来の臭いであるが、添加物や化学薬品を混ぜたタバコが一般的な物とされている現状では独特なものとされ、味も好き嫌いがハッキリ分かれる。高品質のタバコ葉のみを使用しているため、値段が高めに設定されている。たばこの葉は、一般的なタバコより多めに葉が詰められている(パッケージには「25%増量」と記載されている)。農薬を使用しないで育てられたタバコ葉を使った製品(オーガニック)もある。しかしニコチンやタール等は他のタバコと同様に含まれており、無添加だからといって体に害がないというわけではない。なお、スタンダード3種(レギュラー、ライト、ウルトラライト)とメンソール2種は、フィルターの違いのみで味を変えており、中身の葉は同じである。ペリックは、ウイスキーの樽に漬け込んで、加圧・発酵した「ペリック葉」を使用することで、より深みのある味を実現している。2015年に発売されたターコイズとゴールドはUSDA(米国農務省)の認証を受けたオーガニック(有機栽培)のタバコ葉のみを使用している。 アメリカンスピリットから得られた一部の収益は、『サンタフェ ナチュラル タバコ基金』として、ネイティブ・アメリカンの自給自足、言語や文化の保護と更なる発展、促進の為、ネイティブ・アメリカンの子供たちへの教育プログラムやアートの興隆の為に使われている。(出典:ブランドサイト (TOP >> OUR STORY >> IDENTITY)) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカンスピリット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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