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アメリカン・エスキモー・ドッグ : ミニ英和和英辞書
アメリカン・エスキモー・ドッグ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アメリカン・エスキモー・ドッグ : ウィキペディア日本語版
アメリカン・エスキモー・ドッグ[ちょうおん]

アメリカン・エスキモー・ドッグ(英:American Eskimo Dog)とは、アメリカ合衆国原産の愛玩用犬種である。「エスキモー」の名を持つが、エスキモー犬との関連は全く無い。旧称はアメリカン・スピッツ(英:American Spitz)だが、後述の理由により現在の犬種名に改名され、使用禁止となっている。愛称はエスキー
ここでは主にオリジナルのスタンダート種のものについて解説しているが、ミニチュア種トイ種についても項目を立てて解説する。

== 歴史 ==
生い立ちについてははっきりとは分かっていない。本種の先祖であるヴォルピーノ・イタリアーノキースホンドジャーマン・スピッツ・クラインポメラニアンといったスピッツ犬種を米国に持ち込んだドイツ系移民が本格的に渡ってきたのが19世紀後半であるため、この頃作出されたのではないかといわれている。
先に述べた先祖を交配させて作られた本種は20世紀に入ると人気を博すようになるが、第一次世界大戦の影響により現在の犬種名に改名された。この影響というのは、当時米国内で起こっていた反独感情のことである。本種の旧称にある「スピッツ」という名はもともとドイツ語由来の「尖った」「炎」という単語に由来しているため、反独感情を刺激して人気が下落するのを防ぐために「スピッツ」の部分が「エスキモー・ドッグ」に置換されたのである。何故エスキモー・ドッグに置換されたのかははっきりしないが、が好きであることから北国のスピッツ犬種の名から拝借したものではないかという一説もある。ちなみに、この頃同じような理由で改名された犬種がもう一つある。それは現在ドイツ原産犬種としてダックスフントと共に最も著名な存在であるジャーマン・シェパード・ドッグである。現在はこのオリジナルの名前に直されたが、戦時中はアルサシアンという名に改名されていた。
戦後は再び人気を博し、1985年に犬種クラブが設立された。現在ではFCIにも公認され、米国外にも多く輸出されてペットやショードッグとして多く飼育され人気を得ている。日本では正式な国内登録は行われていないものの、既にブリーダーが存在している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アメリカン・エスキモー・ドッグ」の詳細全文を読む




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