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アメリカ統合戦力軍(アメリカとうごうせんりょくぐん、英語:United States Joint Forces Command、略称:USJFCOM)とは、アメリカ軍に存在した統合軍のひとつ。特定の担当地域を持たない機能別の統合軍の1つであり、司令部はバージニア州ノーフォークに置かれていた。JFCOMは、予備役の訓練と即応兵力の確保、各種の装備や戦術の試験・評価を主任務としており、最精鋭の緊急展開部隊と第二線級の予備役部隊を隷下に置いていた。 == 概要 == JFCOMは、訓練・教育を通じてアメリカ軍の改革を主導させることや、各部隊の練度向上に貢献させることを目的として、1999年に大西洋軍(USLANTCOM)を改編する形で設置された。大西洋地域の防衛を担当する地域別統合軍の性格を持っていた大西洋軍とは異なり、JFCOMには特定の担当地域は与えられず、アメリカ軍の「変革の研究室(transformation laboratory)」という位置付けのもと〔アメリカ軍の変革に関係する組織を紹介した国防総省のサイト 〕、陸・海・空・海兵の四軍の共同戦術やその指揮方法、装備の試験・実用化・訓練などを通じて、四軍の相互運用性・統合運用能力の向上による戦力の強化を目指していた。 また、改革を研究・主導するという役割に加え、部隊兵力の提供者(フォース・プロバイダー)の面も持ち合わせている。JFCOMの前身である大西洋軍は、元々海軍の大西洋艦隊(現在の艦隊総軍)を主戦力として隷下に置き、1993年にはさらに陸軍総軍(FORSCOM)、空軍の航空戦闘軍団(ACC)を隷下に組み込んでいたという経緯もあり、アメリカ本土所在の多くの部隊がJFCOMに組み込まれた。これらの部隊についてはJFCOMの隷下で訓練が施され、必要に応じて地域別統合軍に提供されるというスタイルがとられている。 JFCOMの司令部は、バージニア州ノーフォークに置かれており、最盛時には軍人・軍属2800人、民間業者3000人の計5800人の職員が勤務していた〔「ゲーツ米国防長官、大規模リストラ計画を発表 統合戦力軍も解体へ」 AFPBBニュースの記事(2010年8月10日配信・2011年8月6日閲覧)〕。また、年間予算は約2億5000万ドル(約210億円)とされる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカ統合戦力軍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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