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アメリカ陸軍総軍()は、アメリカ陸軍の主要司令部の一つ。部隊規模は総軍で、陸軍最大の部隊規模を誇り、常備軍・州兵・陸軍予備役をあわせて約800,000名の将兵が所属している。 == 概要 == アメリカ陸軍総軍は、アメリカ陸軍の緊急即応・戦略予備部隊と陸軍予備軍・州兵部隊の管理を任務とするフォース・プロバイダーであり、1個野戦軍(第1軍)と3個軍団(第1軍団、第3軍団および第18空挺軍団)を基幹として編成されている。 第1軍は陸軍予備役の召集および訓練を担当する。東部管区隊(First Army Division East)と西部管区隊(First Army Division West)に編制されており、それぞれが、陸軍予備役によって編成される旅団戦闘団を9個ないし7個有している。 第1軍団は現在ではアジア太平洋地域を担当する軍団である。その目的にはアメリカ太平洋軍のミッションへの支援をも含まれる。第7歩兵師団が2012年には指揮下に編制された。 第3軍団は機甲軍団であり、陸軍の戦略予備部隊の主力をなす。2個機甲師団(第1騎兵師団、第1機甲師団)と2個機械化歩兵師団(第1、第4歩兵師団)、1個装甲騎兵連隊および軍団砲兵によって構成されており、アメリカ陸軍の最有力の打撃兵力である。 第18空挺軍団は緊急展開部隊であり、空挺作戦が可能な軽歩兵部隊を主力としているが、機甲部隊も編制に含んでいる。軽歩兵師団、空中強襲師団、空挺師団、機械化歩兵師団がそれぞれ1個ずつの計4個師団によって編成されており、危機に対するアメリカ陸軍の初動兵力として投入される。 また、これらの陸軍常備軍および陸軍予備軍部隊のほか、有事には、陸軍州兵の部隊も陸軍総軍の指揮下に入ることとなっている。陸軍総軍に編入されることになっている州兵部隊は8個師団、15個旅団およびその他の支援部隊であり、その兵力は351,000名である。これらの部隊を編入した場合、陸軍総軍は、陸軍の戦闘部隊の3分の2を掌握することとなる。ただし平時においては、陸軍州兵の指揮権は、各州の州知事によって掌握されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカ陸軍総軍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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