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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『アラサー・アズール』(Araçá Azul)は、ブラジル人ミュージシャン、カエターノ・ヴェローゾが1973年に発表した、ソロ名義では5作目のスタジオ・アルバム。ヴェローゾの作品の中でも、特に実験的なアルバムとして位置付けられている。 == 背景 == アルバム・タイトルは「青いアラサー(グアバの近縁種の植物)」を意味し、本来アラサーの実は青くならないが〔、本作の裏ジャケットには青く着色されたアラサーの実の写真が使用されている。タイトル曲の歌詞では、「アラサー・アズール」は「秘密の夢」、そして「玩具」と表現されている〔〔日本盤SHM-CD (UICY-77226)歌詞カード(訳:国安真奈)〕。 「ヴィオーラ、メウ・ベン」と「シュガー・ケーン・フィールズ・フォーエヴァー」にゲスト参加したエヂッチ・オリヴェイラは、本作のリリースから29年後の2002年にDona Edith do Prato名義でレコード・デビューを果たすまで、アマチュアとしての活動を続けてきたサンバの音楽家である〔日本盤SHM-CD (UICY-77226)ライナーノーツ(中原仁、2012年5月)〕。「シュガー・ケーン・フィールズ・フォーエヴァー」は、ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」にインスパイアされた曲で、サンバ、オーケストラによる不協和音、ボサノヴァ、ロック等の要素がコラージュされている〔。 「ヂ・カーラ/エウ・ケーロ・エッサ・ムリェール」は、『ホワイト・アルバム』(1969年)でギター・パートをオーバー・ダビングしたラニー・ゴーディンと、前スタジオ・アルバム『トランザ』にも参加したリズム・セクションによるバンドの演奏がフィーチャーされた〔。「ジュリア/モレーノ」は、自分の子供に付ける名前の候補が織り込まれた歌で〔、本作リリース前の1972年11月22日には長男が誕生した〔。なお、ヴェローゾは1979年1月に生まれた娘をジュリアと名付けるが、彼女は生後数日で死亡した〔。 2012年発売の日本盤SHM-CDにはボーナス・トラックが2曲追加され、そのうち「カダ・マカッコ・ノ・セウ・ガーリョ」は1972年5月にジルベルト・ジルとのデュエット・シングルとしてリリースされた曲で〔、ヴェローゾとジルのコラボレーション・アルバム『トロピカリア2』(1993年)でも再録音された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アラサー・アズール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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