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アラブ連盟(アラブれんめい、جامعة الدول العربية、Jāmi'a al-Duwal al-'Arabīya、League of Arab States)は、アラブ世界の政治的な地域協力機構。第二次世界大戦末期の1945年3月22日創設。本部はカイロにある。加盟は22(21カ国と1機構)。 現在の連盟事務局長は元エジプト外相のナビール・エル=アラビー。次期事務局長はアハマド・アブルゲイト(元エジプト外相)。 == 組織 == 参加各国の代表からなる理事会が最高決定機関で、その下に実行機関である事務総局や常任委員会、共同防衛理事会、社会経済理事会、ほか専門の諸機関がある。理事会は1年に2回開催されるほか、加盟二か国または通常理事会の要請によって緊急理事会を開くことができる〔「アラブ連盟 ナショナリズムとイスラームの交錯」(イスラームを知る22)p9 北澤義之 山川出版社 2015年2月20日1版1刷〕。また、上記の組織とは別に、アラブ首脳会議は2000年にアラブ連盟の会議となった。 本部がカイロにあり、また歴代の7人の事務局長が、エジプト追放期のチュニジア人一人を除いて全員エジプト人である〔『現代アラブを知るための56章』p215 松本弘編著 明石書店、2013年6月 ISBN 4750338443〕ように、エジプトの主導権が強く、サウジアラビアなどを中心に反発もあり、サウジアラビアがイスラム諸国会議機構の設立に積極的であった理由のひとつともされる。1979年にはエジプトとイスラエルの単独和平によって盟主であったエジプトが連盟から追放され、本部は一時チュニジアのチュニスに移っていたが、1990年にエジプトが連盟に復帰すると、本部もカイロへと戻った〔『イスラーム世界事典』p73 片倉もとこ、後藤明、中村光男、 加賀谷寛編、明石書店、2002年3月25日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アラブ連盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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