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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 龍 : [りゅう] 1. (oK) (n) (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi)
アララーの竜(アララーのりゅう、Dragon of Aralar, Dragon of Aralar)とは、バスク地方に伝わる竜伝承である。アララールの竜とも。ここではアララー山の代表的な竜伝承「アララーの竜」と「サン・ミゲルと竜」の両方の伝承について記述する。なお参考文献を除き「竜」の表記で統一する。 == アララーの竜 == ある若者が悪魔の捕虜になっていた。彼は、悪魔に従う獣たちに死んだロバの肉を均等に分けていたので、獣たちは彼に感謝し、お礼として魔法の力を与えた。 ある日、魔女と悪魔が集う集会の最中に、魔女が悪魔にその死期を尋ねた。悪魔は自身が死ぬ方法を教え、かつそれが事実上不可能であることを話した。若者は盗み聞きしたその方法を実行すべく、悪魔の住処からこっそり抜け出した。 若者はアララー山地に行き、魔法でライオンに姿を変えた。そして現れた「アララーの竜」と戦ってこれを殺した。切り裂いた竜の体から飛び出した野うさぎは猟犬に変身して殺し、野うさぎの死骸の中から出てきた鳩は鷲に変身して殺した。鳩の死骸を切り裂くと鳩の死骸の中から卵が出てきた。若者は人間の姿に戻り、その卵を悪魔の住処に持って行った。 その時悪魔は魔女が集う中で衰弱しきっており、アララーの竜が死んだことを悟っていた。そこに現れた若者を見て、悪魔は「私も殺されるだろう」と言った。若者が入手したその卵を悪魔の額にぶつけると悪魔が死ぬことを、若者はあの集会でこっそり聞いていたのであった〔梶田 (1998a), pp.204-205.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アララーの龍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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