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アランデル伯爵 : ミニ英和和英辞書
アランデル伯爵[あらんでるはくしゃく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [はく]
 【名詞】 1. count 2. earl 3. eldest brother 4. uncle 5. chief official 
伯爵 : [はくしゃく]
 【名詞】 1. count 2. earl 

アランデル伯爵 : ウィキペディア日本語版
アランデル伯爵[あらんでるはくしゃく]

アランデル伯爵()は、イギリス伯爵位。イングランド貴族
1138年頃にが叙されたのに始まる。2度の女系継承を経て、ハワード家へと移り、1660年にハワード家がノーフォーク公爵位に復権したことで以降ノーフォーク公爵位の従属爵位となる(ノーフォーク公爵家の法定推定相続人はこの爵位を儀礼称号として名乗る)。2014年現在のアランデル伯爵位保有者は第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワードである。
== 歴史 ==
イングランド王ヘンリー1世(1068年-1135年)の2番目の王妃アデライザ・オブ・ルーヴァン(1103-1151)の再婚相手である(生年不詳-1176)1138年頃に叙されたのに始まる〔森(1987) p.35〕。
5代アランデル伯爵(生年不詳-1243)の死でアールビーニー家の男系男子が絶えたため、最初の女系継承が発生し、ヒューの妹イザベルとオスウェストリー卿(1200-1240)の間の長男である(1223-1267)が第6代アランデル伯爵位を継承することになった〔。
9代アランデル伯爵(1285-1326)サリー伯爵(ワーレン伯爵)ワーレン家の女子相続人(1287–1338)と結婚したため、夫妻の長男である10代アランデル伯爵(1313-1376)はサリー伯爵(ワーレン伯爵)位も継承した〔。
19代アランデル伯爵(1512-1580)は、女子相続人である(1540-1557)を第4代ノーフォーク公爵トマス・ハワード(1536-1572)に嫁がせたため、19代アランデル伯爵の死でフィッツアラン家の男系男子が絶えると2度目の女系継承が発生し、4代ノーフォーク公爵とメアリーの長男であるフィリップ・ハワード(1557–1595)が第20代アランデル伯爵となった(4代ノーフォーク公は処刑・爵位剥奪されていたのでフィリップは母方の爵位のみ継承した)〔森(1987) p.35/40〕。
第23代アランデル伯爵トマス・ハワード(1627–1677)1660年に第5代ノーフォーク公爵位に復権した〔森(1987) p.40〕。以降アランデル伯爵位はノーフォーク公爵位とともに継承される従属爵位の一つとなり、ノーフォーク公爵家の法定推定相続人儀礼称号として使用されるようになる。
第14代ノーフォーク公爵・第32代アランデル伯爵ヘンリー・ハワード(1815–1860)は勅許を得て家名にルーツのひとつであるフィッツアランを加えて「フィッツアラン=ハワード」と改姓した〔海保(1999) p.210〕〔森(1987) p.49〕。2014年現在、第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード(1956–)が第36代アランデル伯爵位を保有している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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