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アリッサ・シズニー : ウィキペディア日本語版
アリッサ・シズニー[ちょうおん]

アリッサ・シズニー(, 1987年6月25日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州シルバニア(トレド郊外)出身の女性フィギュアスケート選手。
2009年、2011年全米選手権優勝。2010年GPファイナル優勝。
双子の姉妹アンバー・シズニー(Amber Czisny)も全米選手権出場歴があるフィギュアスケート選手である。
== 経歴 ==
オハイオ州シルバニアで生まれ、2歳でスケートを始めた。
2005-2006シーズン、スケートアメリカで2位、スケートカナダで初優勝を飾りグランプリファイナルに出場、6位となった。トリノオリンピック出場を賭けた全米選手権では7位となり、出場権を逃した。
2006-2007シーズン、スケートカナダおよびロシア杯では結果が残せず2年連続のグランプリファイナル出場はならなかったが、全米選手権で3位となり四大陸選手権および世界選手権の出場権を得た。四大陸選手権では5位、世界選手権では15位となった。
2007-2008シーズン、グランプリシリーズ初戦の中国杯では9位。2戦目となったNHK杯では6位に終わった。
2008-2009シーズン初戦のネーベルホルン杯では、ISUの公式記録とはならないものの、フリースケーティングで国際大会の自己ベストを上回るスコアを獲得して優勝。続くスケートカナダでも表彰台に上る。また、当初はスケートカナダのみ出場の予定だったが、ロシア杯に欠場者が出たため繰り上げで出場となり4位。2009年1月の全米選手権ではショートプログラム1位、フリースケーティング3位、総合1位で、初の全米タイトルを手にした。翌年の全米選手権では10位に終わり、バンクーバーオリンピックの出場権を逃した。
2010-2011シーズン、スケートカナダで優勝、エリック杯で3位となり、5シーズンぶりに出場したグランプリファイナルでは初優勝を果たした。
2011-2012シーズン、グランプリシリーズ初戦のスケートアメリカで優勝。エリック杯では3位となり、2年連続でグランプリファイナル進出を果たした。しかし、連覇が掛かったファイナルではショートプログラム前日の練習で左足を負傷してしまい、精彩を欠いた演技で5位に終わった。また続く全米選手権でも連覇がかかっていたが、結果は2位だった。世界選手権ではFSで5度の転倒があり22位に終わった。5月に行ったMRI検査で左股関節の負傷が見つかり、6月6日に手術を行った。4ヶ月は氷に乗れないため、グランプリシリーズの出場は最終戦のNHK杯のみとなった〔Two-time US figure skating champion Alissa Czisny has hip surgery 〕。その後、手術からの完全な回復を目指すためにNHK杯の出場辞退を発表した〔Recovering Czisny withdraws from NHK Trophy 〕。2013年、国内大会のフォックスシティーズインビテーショナルで競技復帰をしたが、フリースケーティングの途中に左股関節を脱臼し棄権。全米選手権への出場も取り止めた〔Ailing Czisny withdraws from U.S. championships 〕。
2013-2014シーズン、全米選手権の地方予選であるイースタン・グレートレークス・リージョナル選手権に出場し優勝。最終予選であるミッドウェスタン・セクショナル選手権に進出を決めたが、大会直前に棄権とシーズン全ての試合に出場しないことを発表した〔ALISSA CZISNY WITHDRAWS FROM THE MIDWESTERN SECTIONAL CHAMPIONSHIPS 〕。6月19日、競技生活からの引退を発表した〔Czisny pursues skating, only in different direction 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アリッサ・シズニー」の詳細全文を読む




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