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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アルクマイオーン()は、ギリシア神話の人物である。アルクメオーン()、アルクマーン()ともいわれ、長母音を省略してアルクマイオン、アルクメオン、アルクマンとも表記される。アルゴスの予言者アムピアラーオスとアドラーストスの姉妹エリピューレーの子で、アムピロコス〔アポロドーロス、3巻7・2。〕、エウリュディケー、デーモーナッサと兄弟〔パウサニアス、5巻17・7。〕。 アルカディアのプソーピスの王ペーゲウスの娘アルシノエーと結婚し〔アポロドーロス、3巻7・5。〕(あるいはアルペシボイア〔パウサニアス、8巻24・8。〕)、クリュティオスを〔パウサニアス、6巻17・6。〕、河神アケローオスの娘カリロエーとの間に、アムポテロス、アカルナーンをもうけた〔アポロドーロス、3巻7・6。パウサニアス、8巻24・9。〕。またテイレシアースの娘マントーの間にアムピロコス、ティーシポネーをもうけた〔アポロドーロス、3巻7・7。〕。 アルクマイオーンはエピゴノイとしてテーバイに遠征した。またカリュドーンの王オイネウスがアグリオスの息子たちに幽閉されたとき、ディオメーデースとともに救出した〔アポロドーロス、1巻8・6。〕。 == 神話 == ===アムピアラーオスの死=== かつてアルクマイオーンの父アムピアラーオスはアドラーストスが率いるテーバイ遠征に参加した。しかしアムピアラーオスは予言の術によってアドラーストス以外のすべての七将が戦死することを知っていたので、遠征に参加するつもりはなかった。ところが妻のエリピューレーはアムピアラーオスの忠告にもかかわらず、ポリュネイケースからハルモニアーの黄金の首飾りを受け取って買収された。というのは、かつてアムピアラーオスがアドラーストスと対立して和解したときに、2人は今度意見が分かれたら妻エリピューレーに裁断してもらうことに決めていたからである。そこで、アムピアラーオスがテーバイ遠征に反対したとき、買収されたエリピューレーは遠征に賛成する人々に有利な裁決をし、アムピアラーオスに遠征に参加するよう説得した。このときアムピアラーオスは妻の裏切りに気づき、しぶしぶ遠征に参加したが、その際自分の子供たちに成長したらエリピューレーを殺し、テーバイに遠征することを命じた〔アポロドーロス、3巻6・2。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルクマイオーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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