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アルゴナウタイ
アルゴナウタイ(古典ギリシア語:, Argonautai)は、ギリシア神話の長編叙事詩に登場する英雄たちの総称。イアーソーンに率いられて巨大なアルゴー船で数々の航海をする。 アルゴナウタイは複数形で、「アルゴーの船員」を意味するアルゴナウテース(, Argonautēs)が単数形である。ラテン語では、アルゴナウタエ(Argonautae)。英名はアルゴノーツ(Argonauts) == 概要 == 時代設定はトロイア戦争の前。テッサリアーのイオールコスの王子イアーソーンは、父から王位を奪ったペリアースに王位の返還を求めるが、コルキス(黒海東端の王国。現在のグルジア西部)にあるという黄金の羊の毛皮(金羊毛)を要求される。イアーソーンは女神アテーナーの助言を受けて、プリクソスの子で船大工のアルゴスに50の櫂を持つ巨船を建造させ、船名をアルゴスの名から「アルゴー」(「快速」の意)とした。アテーナーは、ドードーナのオーク(日本語訳樫)からものを言う材木をアルゴーの船首につけた。イアーソーンが船員を募ると、ギリシア中から勇者たちが集まった。こうしてアルゴー船に乗り組んだ勇者をアルゴナウテース、総称としてアルゴナウタイという。 イオールコスを出航した一行は、レームノス島をはじめとした数々の冒険を経てコルキスに達した〔目的の金羊毛があった場所は現在のポチであるとされる。〕。コルキスではイアーソーンと恋に落ちたコルキスの王女メーデイアが加わり、目的の金羊毛の獲得に成功する。アルゴナウタイは、その後も冒険を重ね、部分的に脱落者も出しながらもイオールコスに帰還した。4ヶ月間の航海だったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルゴナウタイ」の詳細全文を読む
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