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『ピタゴラスイッチ』は、2002年4月9日からNHK教育テレビで放送されている、子供たちの「考え方」を育てる幼児向けのテレビ番組である。 『第25回 みかたをかえてみる』が、第三十回日本賞 子ども番組の部で最優秀賞を受賞(総理大臣賞)。また、「プリ・ジュネス2004」(ミュンヘン)で「6歳までのノンフィクション部門」最優秀賞受賞。 == 概要 == 世界の現象・ピタゴラスの定理・原理や特徴を楽しく紹介するというテーマのもと、「スイッチ」や「しくみ」を主として、興味と知識を得られるような題材が数多く登場する。毎回付けられる副題は前半の人形劇のテーマで、車だん吉や井上順等が声優として出演している。内容の大部分は後半に放送するいくつかの小さなコーナーで占められる。2007年度から土曜日夕方に15分バージョンの再放送が実施される。2006年には携帯サイトが開設され、着メロなどがダウンロードできるようになった。 番組の監修は佐藤雅彦と内野真澄。佐藤雅彦が過去に制作した作品や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室(以下、佐藤研。佐藤は2005年度まで在籍)の学生がワークショップで作った作品が採用されている。こうした作品は当番組のほかに、書籍『ねっとのおやつ』(文庫版タイトル『四国はどこまで入れ替え可能か』)や『任意の点P』などでも紹介されている。また、近年は佐藤研の卒業生からなるクリエイティブ・グループ「ユーフラテス」もコーナーの企画・制作に携わっている。 各コーナーの映像には、NHKで過去に放送された番組やそれを模したもの(『NHKニュース』や『NHK高校講座』、スポーツ中継など)が多く使用されている。オリンピックの映像も使用されている(アテネ夏季五輪やソルトレイクシティ冬季五輪の映像)。 NHKの学校放送は新作を放送した次の1年間は再放送となるが、人形劇は毎年新作を放送する。ただしミニコーナーは使い回しが多い。学校の長期休暇中、教育テレビは学校教育放送番組の放送時刻を大幅に変更して編成しているが、当番組については通常通りの時間枠で再放送を実施。なお、2008年度は7月中旬から8月中旬まで、12月中・下旬、3月中・下旬の火・水曜日の放送は休止となった。 なおこの番組には、通常の番組の他にミニコーナーや歌のコーナーを5分に再編集した「ピタゴラスイッチ・ミニ」がある。 NHK国際放送 NHKワールドプレミアム では、この番組 "PythagoraSwitch" と、ミニの "PythagoraSwitch mini" が放映されている〔Children's Programs on NHK World Premium 〕。さらに、2015年度より、ミニの番組を再編集し英語吹き替え・英語字幕を付与した "PythagoraSwitch mini" が、ネット配信を含む NHK国際放送 NHKワールド で放送されている、なお英語吹き替え版は番組のタイトルコールが日本の物とは異なる。 放送開始時は4:3標準画質で制作されていたが、2010年度にハイビジョン制作へ移行した。4:3の映像を放送する場合は、両端にサイドパネル 〔緑色で、左側下の虫眼鏡の中にピ(番組ロゴの一部)がある。〕 を付けて放送する。ただしミニでは現在も4:3で放送される回があり、16:9HDの映像も4:3HDで放送される。 2015年度より、字幕放送に対応(通常版、ミニ共に)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピタゴラスイッチ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 PythagoraSwitch 」があります。 スポンサード リンク
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